習慣化するまでの期間は14日
脳科学の研究では、習慣化する期間は14日〜21日という風に言われいます。
でも、本当に習慣化することって期間とはあまり関係ないのではないでしょうか?
いま、自分が持っている習慣も「今日で何日目だ」なんてことはあまり意識していないと思います。
習慣=無意識の行動なので、意識している時点で習慣ではないということです。
この記事では自分の習慣化したいことを習慣にする簡単な3ステップを紹介します。
ダイエット、勉強、副業などなど、習慣化させて成功させたいことは人それぞれだと思いますが、習慣化のコツはシンプルな3ステップで解決できます。
1.具体的な行動を決めておく

まず最初にめちゃくちゃ大切なのは、具体的な行動をあらかじめ決めておくことです。
意識的に習慣を変える場合には具体的な行動を明確化させておくことは必須です。
例えば、実業家で有名なホリエモンが逮捕されて刑務所に入って、出てきたときにはやせ細っていました。
このような場合は“強制的に”習慣が変わったから痩せたといえます。
強制的に変えなければいけない環境にいるのであればいいのですが、ほとんどの方はそうではないと思います。
強制的じゃない場合は拘束力がない分、いかにすでに整った具体的な行動があるかが習慣を変えるコツになります。
ダイエットの例でいえば
- 1日30分ランニングする→×
- 20時にこのシューズとウェアを着て、▲▲公園を30分走り、帰ってシャワーを浴びる
など、実行している場面をイメージできるくらいに具体的にします。
新しい習慣を作るというのはイメージで例えるなら草むらをなぎ倒して新しい道を作る感じです。新しい脳の回路を作り出すんです。
なので、毎回考えないようにあらかじめ具体的な行動を決めておくのは、ガイドラインを作っておくということになります。

2.考える前に行動する

ステップの2つ目は考える前に行動することです。
考えだすとほぼ100%いつもの習慣が勝ります。
というのも、基本的に新しい習慣を意識的に作っていくことは脳にとっては不快感を伴うことだからです。
例えばダイエットや勉強で「今日は気持ちが乗らないな…できなそう…」と思って行動しなかった経験はないですか?
感情ベースで考えてしまうと、なかなか今の習慣から抜け出すことはできません。
なので考える前に行動しましょう。
『作業興奮』と言われていますが、行動していると思考が変わっていることに気づくはずです。
3.繰り返す

これはもう言うまでもないかもしれませんが、習慣化するには繰り返しが必要です。
ここで注意が必要なのは「習慣化できているか?」とあまり変に意識しないことです。
たとえば心理学では習慣化するのには簡単なもので14日、複雑なもので21日などと言われていますが、あくまでも実験結果です。
心理学の実験は被験者に内容を教えずに行われることがほとんどです。
なので実験中に「はい!今日で5日目ですよ!習慣化してきましたか??」なんてことは伝えられません。
これは『2.考える前に行動する』にも通づるのですが、意識しだすと習慣化はしにくくなります。
自分が今習慣化していること、たとえば朝起きて行う歯磨きなどは「今日で200日目だ!」なんて考えないですよね。
心理学の結果はあくまでも結果なので、あまり意識しなくても大丈夫です。
まとめ
習慣化のコツの3ステップは下記の通りです。
- 具体的な行動を決めておく
- 考える前に行動する
- 繰り返す
これ以外のことは考えなくてOK!と言いたいくらいです。
いろんな習慣化のコツがありますが、個人事業主として生活する中で一番効果を実感したのはこの3ステップです。
人生の役に立ててください。
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