「やりたいことや目標はあるんだけど、行動力できない」こういう人は多いと思います。
ズバリ、その理由は『現実味(リアリティ)がないから』です。
今回は行動力をあげる方法となぜ自身を持って行動できる人と、そうでない人がいるのかについて解説していきます。
成功するために行動するわけではない
いきなりですが、『eスポーツ』って知ってますか?
プロゲーマーたちが、ゲームで競い合う業界です。

僕もかなり好きでプロゲーマーの大会とかをよく見るんですが、プローゲーマーたちが必ず言うことがあります。
「目先の小さな勝ちにこだわっている人は弱い」
ゲームの世界だけではないかもしれませんが、プロゲーマーは負けた時にこそ成長すると言われています。勝った方って負けやすいんです。
なぜか?というと、負けると学びがあるからです。
- 「なぜ負けたのか?」
- 「どうすれば勝てたのか?」
- 「次はどうすればいいか?」
と考えることで、確実に成長していくんですね。
で、対策を立てることができます。
勝った側は対策を立てられているので、次は負けやすいというわけです。
行動はリアリティをあげるためのもの
行動は、その行動によって“一発で成功するため”に行うものではありません。
行動は目標のリアリティをあげるために行うものです。
たとえば自転車も一発で乗れたわけではないですよね。
なんども挑戦していくうちに、「乗れる」というリアリティを感じてくると思います。
そしてある段階に達すると「あ!!乗れた!!!」という感じでコツを掴みます。
そうすると脳の中でドーパミンがドクドクと出てきます。
そうすると、周りから止められようが「もっと自転車に乗りたい!!!!」となってしまうんです。
脳はリアリティのある方に進んで行く
ある精神科医の方の話で面白い話があります。
「うつ病っぽい生活をしてる人はうつ病になる。」という風におっしゃっていました。
具体的にいうと
- 苦手なことを仕事にしている
- 適度に運動をしない
- お酒に依存している
- 昼と夜が逆転している
などなど。
その精神科医の方はこうも言っていました。
「適度に運動していて、仕事を楽しんでいる人でうつ病になった人を見たことがない。」
いや、まさにそうですよね。
僕も過去に適応障害といううつ病の一歩手前の精神病になったことがあるのでよくわかります。
毎日家に閉じこもり、自分の人生を否定していました。
人の脳はリアリティのある方向へ向かって行動していきます。
もし自分の理想があるのであれば、その方向へリアリティが持てるように行動していきましょう。
行動は失敗とか成功するためにやるのではなく、リアリティを高めるために行うものです。
具体的な行動を紙に書き出してみる
目標へのリアリティを上げていくには、まずは具体的な行動を紙に書き出してみることです。
たとえば「Youtubeでヨガの発信をしたい」という目標があったとします。
でもたぶん、「自分がYoutubeで動画をあげるなんて無理…」とおもう人もいるかもしれません。
その時は具体的な行動レベルを細分化していきます。
- 本で読んだ内容を友達に話す
- 自分の知識をブログを書いてみる
- 公開しないけど動画を撮ってみる
- 撮った動画をYoutubeに上げてみる
という風に、自分が「これはできるな」と思うレベルの低いものから、「これはまだ無理そう」というレベルの高いものまでに振り分けていきます。
そして、できるところからやっていく。
レベル1をやっていればレベル2へのリアリティが上がってきます。
レベル2をやっていればレベル3へのリアリティが、レベル3をやっていればレベル4へのリアリティが…。という風に段階的にアップしていきます。
そしていつのまにか、Youtubeで情報発信をできる自分という理想を叶えている状態になれます。
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