【幸福度上昇】「今あるものに感謝」より、やっぱりもっと幸せになりたい!

よく自己啓発系で言われる「今あるものに感謝しなさい」。

これ、頭ではわかるんですよ。

でもスッキリしない。

だってもっと幸せを感じたいし、人生を楽しみたい!

それを放棄して、「現状を受け入れて諦めろ」みたいな人生もつまらなそうじゃないですか。

ということで、今回は人生を楽しくする心理学を紹介します。

結局「今あるものに感謝」しかないの?

確かに日本人は先進国であり、島国であり、言語が独特なのであまり視点が外側に向きません。

世界的に見ると治安は良すぎるし、国民の保証はちゃんとしているし、身分制度もないし、働こうと思ったら募集しているところはたくさんある。

こういうことを考えると日本人が幸せになる最短コースは「幸せであることをどれだけ自覚できるか」の問題かもしれません。

現状にあるものにフォーカスするというのも、幸福感を感じる一つの方法です。

でも多分こういうことを聞きたいんじゃないんですよね。

「そりゃそうなんだけど…」と言いたくなると思いますし、僕もそうでした。

目の前にある幸せを自覚することも大切だと思いますが、そのうえでどうやって幸せを感じるかを紹介していきます。

幸せや満足感は “成長・変化の予感”から来る

結論から言うと、人間が幸せや満足感を感じるのは『成長・変化の予感』です。

行動経済学でノーベル賞を獲得したダニエル・カーネマンは、「人は持っている資産の量ではなく、成長や変化に満足感や幸福感を感じる」といいます。

例えば異なった年収のAさん、Bさんがいるとします。

Aさん:年収1億円
Bさん:年収300万円

ある出来事によってAさんは年収が500万円下がりました。Bさんは100万円上がりました。

Aさん:年収1億円→500万円(-500万円)
Bさん:年収300万円→400万円(+100万円)

年収ではAさんの方が高いです。

では幸福度はどちらが高いでしょう?この場合、幸福感を感じるのはBさんなんですね。

Aさんは年収が半減しているので、幸福どころかショックを受けるでしょう。

つまり、「満足感や幸福度は持っている量ではなく、成長・変化しているかどうかだ」ということです。

なので持っているもの多い、少ないは関係なく、誰でも成長・変化があれば幸福感は感じられるということです。

持っている人ほど『現状維持』を選ぶ

変化・成長が幸福感をもたらすのですが、この時に問題になるのが『行動力』です。

「全ての人間は幸福を求めている」という風に言われています。

ゆえに変化・成長を続けるという面がありますが、その反面変化・成長が苦手な人も多いはずです。

人には「現状維持したいとい」う成長とは反対の無意識もあるからです。

さらに、人間が行動を起こすのは2倍のリターンがある時だということも行動経済学でわかっています。

細かく説明するとややこしいので、簡単に説明しますね。

  • ①:1万円を失くす
  • ②:1万円をもらう

というのは、どちらとも客観的に「1万円」です。つまり、感情に数値化をつけるなら

  • ①:1万円を失くす(100ショック…)
  • ②:1万円をもらう(100嬉しい!)

という同じ値になるのが普通ですよね。

でも実際は同じ額でも”失うこと”の方の感情的に重大なことだと感じやすいということがわかっています。

損するときの感情的な動きは、得する時の約2~2.5倍です。つまり

  • ①:1万円を失くす(200~250ショック…)
  • ②:1万円をもらう(100嬉しい!)

というのが人間の心の動きなんですね。感情的に釣り合うのは

  • ①:1万円を失くす(200~250ショック…)
  • ②:2.5万円をもらう(250嬉しい!)

ということになります。つまり実質的に1万円を失くしちゃうことは、気分的には2万5,000円失くしたくらいにショックということですね。笑

また、1万円払うなら2~2.5倍ほどのリターンがあるなら行動するということになります。

これを簡単に表現すると「人は2倍以上のリターンがないと行動しない」ということが言えます。

投資やギャンブルで負けるパターン

投資の世界はメンタルの強さが大切だと言われていますが、その理由もここにあります。

1,000万円持っている人は、勝って1,100万円になった時の喜びよりも、負けて900万円になった時のショックの方がめちゃくちゃ大きく感じてしまうんですね。

投資でもギャンブルでも負けているならすぐにやめればいいのですが、「損した」というショックを確定させたくないので、「いつか大勝ちする…」と泥沼にはまってしまうことがあります。

ちょっと話がズレましたが、こういう心理が働くので損したくないという心理により人は現状維持』を選びます。

何もしなければ損することは確実にないと思うからです。

ゴールを基準に判断をする

もちろん『現状維持』は悪いことでは全然ありません。

今が幸せなら他人と比較せずに自分の人生を楽しめばOKです。

でも「不満はないんだけどなんだか幸福感がない。」という方は何か新しいことにチャレンジしてみると幸福感を感じることができます。

新しいことにチャレンジするときには「損するか・得するか」という判断基準では行動できなくなるのは前述の通りです。

つまり現状を変えることによるデメリットは必要以上に大きく感じるという思考パターンになってしまうということですね。

じゃあどうすればいいのか?というと、理想の状態(ゴール)を基準にして行動の判断をするということです。

ガンガン進んでいく実業家というのは、短期的な損得勘定がない場合があります。(もちろん戦略的には考えている部分はあるのですが)

損得勘定よりも、「自分が設定した目標やゴールに近づいているか?」を基準に選択をしています。

どんなうまい話でも200%~250%のリターンがあるなんてことは現実的にありません。

つまり100万円を払ったら即座に200万円~250万円になる投資案件なんてないということですね。もしあればお金持ちがさらにお金持ちになるだけです。

「これは自分の理想の人生に必要か?」

ということを考えると、こういった損得勘定の檻から抜け出して変化に飛び込み、楽しく人生を生きていくことができます。

まとめ

割と物理的に満たされている日本で求められているのは「物質的な幸せ」よりも「感情的な幸せ」かもしれません。

それを感じるには『変化・成長の予感』です。

今自分にはできないけど、できるようになると楽しそうなことを見つけて取り組んでみましょう。

人生が楽しくなるはずです。

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