今回は、「考えすぎて行動できない」という悩みを解決するためのコツを紹介します。
- 行動する前に考えてしまう
- 正解や答えをみつけるまで動けない
- インプット中毒から抜け出せない
上記のような悩みを持っている人にとってはかなりためになる話です。
行動力を高めるためのシンプルな方法なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
答えのない質問は脳の作業スペースを奪う
僕らは考えれば答えが見つかると思ってしまいますが、ほとんどのことに答えや正解はありません。
例えば、以下のような悩みがあったとします。
- 運命は最初から決まっているのか
- 将来役に立つ知識は何か
- 英語を覚えて意味はあるのか
- この会社は辞めたほうがいいか
- この恋人とは別れたほうがいいか
ついつい正解を探したくなりますが、世の中にはイヤというほど正解がないことばかり。
脳のなかに答えがない質問を投げ込むと、答えを出そうとずっと動き続けます。
この状態は、いわゆる「悩む」ですね。
答えのない質問を投げかけるほど、脳の処理能力は奪われていきます。
洗濯機に服を詰め込めば、いつかはいっぱいになるようなイメージです。
ぐるぐる回っている服をいくつか取り出さないと、新しい服は入りません。
詰め込めすぎると洗濯機が壊れてしまって動かなくなるでしょう。
悩みすぎて動けないという状態に似てますね。
「悩む」と「考える」の違い
頭をスッキリさせて、行動力を高めるためには「考える」ことが大切です。
「考える」とは、何かしらの答えを導き出すために行うものです。
答えを導き出せば、頭のなかでぐるぐる回っている「悩み」がリリースされます。
イメージで例えると下の図のような感じです。
悩んでいるときっていうのは答えが出ていないので、悩もうと思えば一生悩むことができます。
「いやいや、そんなことわかってるんだよ。答えが見つけられないから困ってるんだよ」と突っ込まれるかもしれません。
そんな人は次の方法がおすすめです。
参考:グロービスキャリアノート
「そういうことにする」という考え方
答えがないことが多いなら、自分で勝手に答えを決めてしまうという方法です。
考えてもわからないなら「じゃあ、そういうことにするか」って感じで決めてしまう。
例えば、恋人とは別れたほうがいいかどうかで悩んでいたとしましょう。
ぶっちゃけそんなこといくら考え続けてもわからない。
将来のことなんてわからないんですよ。
だから「この人と一緒にいたら私は100%幸せになれない」と決めつける。
答えを決めてやれば、次の行動が見えてくるはずです。
また例えば、引き寄せの法則はあるのか、それともないのか。と悩んでいたとします。
引き寄せの法則があるという前提で生きるほうが楽しいなら、「引き寄せの法則はある」でいい。
引き寄せの法則があると思って生きていると辛いなら、「そんなもんはない。自分の努力が大切」でいい。
つまり、自分が楽しいと思える方の前提で生きればいいんですね。
悩みがなくなるデメリット
悩みから解放されたいなら、とりあえずの答えを出して行動する。
すごくシンプルですね。
でも、ぶっちゃけ難しく感じる人もいるはずです。
なぜなら、「悩みたくない」と思っている人でも、本心では悩んでいることで一定のメリットを感じているからです。
例えば、恋人とは別れたほうがいいかどうかで悩んでいた人が、「この人と一緒にいたら私は100%幸せになれない」と決めれば別れを切り出さなければいけない。
つまり、「行動」のステップに進まなければいけない。
僕を含めた多くの人は、悩み続けることで「行動しなくていい」というメリットを享受しているんですね。
悩んでいれば行動しなくていいから、正解を見つけたくないんですよ。
耳が痛い話ですが、心当たりがあるでしょう。
とはいえ、行動するためのベストなタイミングは人によって違います。
なので焦らなくてもOK。
一方で「もう悩んでいたくない!次のステップに移りたい!」という方は、今日紹介した内容を参考にしてみてください。
では今日はこれで。
別の記事では、先延ばしをやめるコツについても紹介しています。
行動しようと思っても先延ばしにしてしまう人は参考になると思うので、こちらもチェックしてみてください。
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