【目標達成】努力無しでも確実に結果を出す “6割の法則”

「1年前から〇〇を続けてれば、今頃…」

という後悔をしたことがある人って多いと思います。

どんな分野でも上達する、プロになる、結果を出すのに大切なのは『継続』ですよね。

今回は継続のコツに関しての記事ですが、結論を先に言います。

結論:習慣化すること

この一言に尽きます。

「いや、それはわかるんだけどそれが一番難しいんだよ。」

というツッコミが来るかもしれません。その時に覚えていて欲しいのが『6割の法則』です。

高いハードルは無意識に避けたくなる

継続できない最大の理由は実行目標のハードルが最初から高いことが原因です!

  • 「本を1日1冊読もう」
  • 「ランニングで10km走ろう」
  • 「ブログを1日3記事更新しよう」

などなど。

もともとそういう習慣がある人であれば大丈夫かもしれませんが、今まで日常にないものを取り入れる時にハードルを高くするとほぼ確実に続きません。

なぜか?というと、新しい行動は脳にとって大きなエネルギーを使うものだからです。

具体的に言うと慣れていない行動は前頭葉という脳の大きな部分を使います。

しかし、慣れてくると「これ、毎日やるなら自動化しようぜ」と脳が学習します。

すると小脳という自動化してくれる部分で処理をはじめるようになります。これが『習慣』です。

一般的に誰でも持っている習慣としては、歯磨きや自転車を漕ぐなどがありますよね。

習慣を行なっているときは無意識が処理してくれているので、負担に感じることはありません。

つまり、継続のコツは『大きなことを数回だけ達成する』ではなく『小さなことを何度も達成する』ということです!

確実に達成できることを長期間やる

習慣化の最大のコツは”確実に達成できることを長期間やる”ということです。

それには現在の自分の実力を知る必要があります。

例えば、ダイエットをしようとして1日目から激しく運動した経験はありませんか?(僕はあります…)

1日目ってテンションが高いので達成することができるんですが、2日目、3日目…と時間が立つにつれて最初の頃のボーナスタイムのようなテンションは無くなってきます。

つまり息切れ状態ですね。

二次曲線で表すと下記のような感じです。

これが挫折の原因になり、「どうせ自分は何も続かない…」という失敗経験になってしまったりします。

最初は6割の力でいい!

習慣化のコツである『小さなことを何度も繰り返す』コツは6割の力でやることです!

6割の力加減は人やタスクによって違いますが、例えばランニングの場合、「このスピードだと3~4時間は走れるな」というくらいのゆっくりのスピードで走ることです。

人によっては「こんなゆっくりなスピードで走ってても痩せる気がしない…!」とか「これは自分を甘やかしすぎなんじゃないか…!?」と思うかもしれません。

でも最初に言った通り、大切なのは『大きなことを数回だけ達成する』ではなく『小さなことを何度も達成する』ことです。

習慣化してしまえば、本当に人生が変わります。

今の6割と1年後の6割は質が違う

6割の力で行い、習慣化してしまうとどうなるか?

それは時間によって現れてきます。

6割の力でやり続けていれば、どんなことでも必ず上達していきます。

すると何が変わるのか?というと、自分にとっての『基準』が変わります。

現在の60%の力と、1年継続後の60%の力を比べたとき、同じ60%でも確実に質が違ってきます。

つまり、今現在の自分の限界値(100%)と、継続後の自分の限界値が違えば、必然と60%の力も変わってくるということです。

その結果も当然変わってきます。

これが感覚的に腑に落ちれば『大きなことを数回だけ達成する』ではなく『小さなことを何度も達成する』ことがどれだけ強烈に人生を変えるかが体感レベルでわかるはずです!

目的(ゴール)は下げない!目標を下げる!

この内容を聞くと「大きな夢は見るな!」という感じを受けるかもしれません。

しかし、脳科学ではゴール(目的)を下げると結果も必然的に下がることがわかっています。

下げるのは目標の方です!

目的と目標の違いを簡単に説明すると、『目的』はゴール地点。

『目標』は『目的』に辿りつくための標(しるべ)となるものです。

例えば「今日はカレーを作って食べよう」という目的を作ったとします。

すると、『目的』はカレーを作って食べることです。

『目標』は材料を売っているスーパーに行くことや、食材を料理することです。

なぜゴール(目的)を下げてはダメなのか?というと、脳は目的に沿って行動を起こします。

なので、目的以上のことは基本的に達成しないんですね。

ソフトバンクの社長である孫さんも同じようなことを言っています。

“人生は自分が持った夢に比例する結果を生む”

なんか壮大な話ですが、実は簡単な話です。

例えば100点の成果を目指して頑張った人であれば、60点や80点、もしかしたら100点が取れるかもしれません。

でも30点を目指した人が60点や80点や100点を取れるのか?というと、それは何かまぐれのようなことが起きない限りありえないですよね。

30点がゴールの人は25点くらいで満足してしまうかもしれません。

夢が大きいと挫折する気がすると思います。

もちろんすぐに達成できるものではありませんが、大きな目的(ゴール)は絶対に下げる必要はありません。

まとめ

まとめると確実に結果を出す方法は2つ。

  1. 60%の力くらいで確実にできること続ける
  2. 最終目的は常に高く持ち続ける

すごくシンプルですが、間違いなく一番成果が出る方法です。

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