ネガティブ思考を克服するための4つの習慣!今すぐできるストレスを軽減するテクニックを紹介

どんなにポジティブな人でも、ネガティブな考えに囚われてしまうことがあります。

問題は、常にネガティブな思考パターンが癖になってしまい、ストレスや不安、自己否定など負の連鎖につながってしまうこと。

今回は、ネガティブ思考を改善するための効果的な方法を紹介します。

自分自身にとってより良い未来を作り出すために、ぜひ取り入れてみてください。

1.ネガティブ思考になるきっかけや癖に気づく

まず、ネガティブ思考に陥るきっかけに注目してみてください。

人は1日に6万回ほど思考されるといわれていますが、そのほとんどは無意識的におこなわれています。

しかも、6万回のうち9割のことが同じ思考、もしくは似たような思考とされていることも驚きです。

僕にも「ネガティブなことを考えていないと不安」という時期がありました。

完全にネガティブ思考が癖になっていたんですよね。

最初から完全に解決しようとするのではなく、まずは自分がネガティブな思考を癖にしていることに気づきましょう。

最初は気づくだけでOKです。

それと、ネガティブ思考が暴走するきっかけにも注目。

たとえば僕の場合、ネガティブなニュースなどを目にすると、イライラなど負の感情が湧いてきて、その感情をきっかけにネガティブ思考に陥っていました。

つまり、以下のような流れです。

  1. きっかけに触れる
  2. 負の感情になる
  3. 負の思考に陥る

感情と思考どちらが先に起こるかについては個人差があるとされていますが、密接な関係であることには変わりありません。

まずは無意識的にやっていることを意識できるようにしましょう。

意識できるようになると、少なからずコントロールできる部分も多くなっていくはずです。

たとえば、きっかけになる物事から離れることも選択肢のひとつです。

2.ネガティブに隠れるポジティブを見つける

ネガティブ思考とは、物事のネガティブな面ばかりにフォーカスすることを指します。

つまり、ネガティブ思考とは、考え方や態度が主に否定的、悲観的、消極的なものであるということです。

基本的に物事についての良い・悪いは、当事者本人が個別に解釈しています。

心理学で有名なのは、コップに入ったワインの話。

コップ半分に入ったワインに対して、否定的・肯定的な解釈のどちらでもできるという話です。

  • ネガティブ:もうすぐ飲み終えてしまう
  • ポジティブ:まだ半分も楽しめる

ネガティブ面だけへ極端にフォーカスするのがネガティブ思考。

もちろん、一方的にポジティブな面だけにフォーカスしなくてもOK。

「たしかにそういう考え方もできるよな」という感じで、ポジティブな面も受け入れるだけでOKです。

ネガティブ思考が-10、ポジティブ思考が+10としましょう。

今がネガティブ思考で-10なら、ポジティブな面も見つけることで±0にするというイメージです。

3.ポジティブなセルフトークを心がける

ポジティブなセルフトーク(自分との会話)とは、自分を褒めたり肯定することを指します。

ポジティブなセルフトークは、ストレス低減やパフォーマンスの向上、自己肯定感の向上などの効果があり、スポーツ心理学などの分野でも有名です。

ネガティブなセルフトークとは、「もうイヤだ…」や「自分には無理だ…」、「だから自分はダメなんだ…」といった否定的なもの。

反対に、ポジティブなセルフトークとは「諦めてたまるか!」や「自分なら絶対できる!」、「えらい!自分!」といった肯定的なもの。

でも、ぶっちゃけ自分で自分を褒めるって少し気恥ずかしいですよね。

とくに、非現実的なポジティブ”すぎる”セルフトークは自分の心に響かず、逆効果になることもあるといわれています。

そのため、まずは現実的で、自分が拒否反応を示さない程度のポジティブなセルフトークからはじめてみてください。

この記事を読み終えたあと「今日はネガティブ思考を改善するための方法を知って一つ成長した」とかでもOKです。

参照:パフォーマンス向上に効果抜群のセルフトーク

4.ポジティブな言葉や情報に触れる

ポジティブな気分になりたいなら、ポジティブな言葉や情報に触れることを超おすすめします。

脳はネガティブな情報には強く反応するので、世の中のメディアは基本的に視聴者を増やすため、ネガティブなニュースを取り上げます。

ネガティブな言葉や情報ばかりを食べていると、脳もネガティブになってしまうのは、感覚的にわかる人も多いのではないでしょうか。

自分が一緒にいて楽しいと思える人と遊んでいるとき、面白いと思える趣味に集中しているとき、ワクワクする旅行が翌日に控えているときに、ネガティブになる人は少ないと思います。

つまり、ネガティブな思考を無理やり変えようとするのではなく、ポジティブな言葉や情報のような、ポジティブ思考になる刺激を脳に与えるというイメージです。

偉人の名言や、自己啓発本など、手軽に読めて気分が良くなるものに触れてみてください。

「触れる言葉や情報によってポジティブになる」と言っていることの意味が体感レベルでわかると思います。

まとめ

ネガティブな思考パターンを変えるには、時間と練習が必要です。

ネガティブな人は「ネガティブであるほうが落ち着く」という人もいるはず。

ネガティブになることは誰にでもあるので、ネガティブであること自体が悪いことではありません。

しかし、日常生活に支障をきたしていたり、心身の不調につながっているのなら軽減することを目指した方が良いでしょう。

今回紹介した以下の方法を、できるものから取り入れてみてください。

  • きっかけや癖に気づいてコントロールする
  • ポジティブな面も見つける
  • ポジティブなセルフトークを癖つける
  • ポジティブな言葉や情報に触れる

ポジティブな考え方が少しでも増えれば、人生における全体的な幸福感と精神的な健康を向上させることができると思います。

では今日はこれで。

別の記事では、人生がうまくいかないときにどう考えれば良いかについても紹介しています。

気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

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