時代は明らかに変化していますよね。
歴史上で古い価値観から新しい価値観に移り変ろうとする時期のことを『過渡期(かとき)』と呼びます。
2010年くらいから世の中の変化は顕著でしたが、2019年はもっと顕著です。
- 車の自動運転
- 無人配達機
- 人工知能の発展
- AIによる労働コストの見直し
- 医療技術の発達
などなど、これからはもっと目に見えて時代は変化していくでしょう。
世の中は便利になっている一方で、息苦しさを感じる人もいるかもしれません。
なぜ便利になっているのに苦しく感じるのか?というと、信じているものが崩れてきているからです。
つまり、大人たちに教えられていた
- いい大学に入れば人生勝ち組
- いい会社に入れば人生安泰
- 老後は年金暮らしで安心
などというのは幻想だということが段々と明るみになってきているということです。
何もかも八方塞がりのように感じてしまうかもしれませんが、先に言った通り、時代はどんどん便利になってきています。
つまり、時代が進むにつれて希望は増え続けているということです。
じゃあその希望に気づくための方法ってなんなのか?というと『仲間意識』です。
簡単にいうと「周りの人は”敵”ではなく”味方”として見よう」ということです。
世界は自分のフィルターを通して見える
僕らは教育課程のなかで競争意識を植え付けられます。
運動会、テスト、成績表、大学の偏差値、入社する会社の大小などなど。
こういう意識を植え付けられると、無意識に「相手よりもいい人生を送りたい」という『競争』のパラダイムになります。
そうすると自分が見ている世界が弱肉強食の世界に見えてきます。
というのも、人が見ている『現実』とは、”自分というフィルター”を通して見えているからです。
わかりやすい例でいえば
- うなぎは美味しい食べ物!
- うなぎは美味しくない食べ物…
というのも自分のフィルターを通して感じることですし
- 数学は楽しい!
- 数学は全然面白くない…。
というのも自分のフィルターを通して感じていることです。
つまり、世の中には一定の『現実』というものはなく、あくまでもあなた自身(自分自身)が持っているフィルターが投影されているということになります。
『競争』のパラダイムと『協力』のパラダイム
話を戻すと、これから先の時代もしかり、人生は『競争』のパラダイムで生きているとキツくなります。
『競争』というパラダイムは、自分以外の人が敵のパラダイムです。
逆に「周りの人たちは自分の仲間だ!」という『仲間』のパラダイムでは周りの人たちは自分に力を貸してくれる仲間になります。
「はいはい、綺麗事だろ」
そう言いたくなるかもしれませんが、これはこれからの時代、特に重要になってくる考え方です。
『協力』の意識は自分の夢や目標が叶いやすい
『協力』のパラダイムで生きていると、周りが仲間になってくると言いました。
そうすると、現実レベルで何が起こるのか?というと、自分の夢や目標を叶えるための方法が見えてくるようになります。
『競争』のパラダイムで世界を見ている人にとって、成功している人や、うまくいっている人、もしくは妬みや僻みの対象です。
成功している人と自分を比較して自身を喪失してしまうこともあります。
逆に『協力』にパラダイムで生きている人は、成功している人を見て「そんな方法があったのか!それいいね!」と自分の中にそれを取り入れます。
つまり、周りから学び、希望をもらい、自分の意識をアップデートしていきます。
『競争』のパラダイムで生きていると見えなかったことが、『仲間』のパラダイムによって見えてくるようになります。
Google、Amazon、Facebook、Appleもバックにつけろ!
最近では、飲食店でもSNSを使っている店舗が多いですよね。
最初はヒカキンさんのようなYouTuberもバカにされていました。
でも「世界の全ては自分の仲間だ!味方だ!」という意識でいると、自分の夢や目標を叶えるためのツールがたくさん見つかるはずです。
ヒカキンさんは自分の自己表現をYouTubeにアップすることで信じられないほどの成功を収めました。
もしヒカキンさんがYouTubeを敵としてみていたり、「自分は一人で戦っている」と考えていたらYouTubeを使うという発想にはならなかったと思います。
そのほかにも
例えば世界の時価総額上位を占めているGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)は、僕らに色々なツールを与えてくれています。
僕はYouTubeで動画もアップしていますが、例えば「映画を作りたい!」「自作の曲を聴いてほしい!」「漫画を多くの人に見てほしい!」と思えば、自分で作ってアップすることができますよね。
つまり、『協力』というパラダイムで生きている人にとってGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)はもちろん、世の中にあるもの全ては仲間です。
「自分の夢や目標を世界最大の企業が応援してくれている、味方になってくれている。」
そう考えるととても心強いですよね。
あなたの後ろには世界最大の企業がいるわけです。
もちろん『競争』の意識でGAFAなどのツールを使っている人もいますが、『競争』意識の人は権力に弱いという欠点があります。
つまり「今流行っているもの」にしか目がいかないということですね。
結果的に流行りに右往左往うすることになります。
『協力』というパラダイムで生きている人は「あれ…?もしかしてこれ、〜に使えるんじゃない!?」と新しい発見や人が気づかないポイントに気づくことがあります。
まとめ
夢や目標が叶いやすいというメリットもありますが、何しろ精神的に楽しいのは『協力』というパラダイムで生きることです。
とくに僕みたいな企業に所属せずにフリーランスとして活動している場合、『競争』のパラダイムでは企業に勝てるワケがありません。
自分が使えるツールは可能な限り使うし、自分が培った知識は惜しみなく周りにシェアします。
先人に協力してもらい、これからの世代のために自分が協力する。
そうやって循環を作っていく中で自然と自分の目標や夢に近づいていきます。
コメントを残す