悩みや不安に振り回れない人生を送るには?ネガティブな人生から抜け出すシンプルなコツ

どうも、しんのすけです。

この記事では、今すぐできる悩み・不安の減らし方を紹介します。

この記事がおすすめな人
  • 悩んでしまうことが多い人
  • 不安で毎日が楽しくない人
  • ネガティブ思考をやめたい人

僕ももともとはネガティブな人間ですが、この考え方を取り入れてからだいぶ悩みや不安でヘコむことがなくなりました。

では早速紹介していきます。

悩みや不安は自分の想像のなかにある

結論からいうと、悩みや不安の8〜9割は自分の想像のなかにあります。

たぶん事実って、悩みや不安のもとになっている1〜2割程度なんですよ。

僕もメルマガでいろんなお悩み相談をいただきますが、そのほとんどが自分の想像によって悩み苦しんでいます。

  • 就職試験に落ちてしまって将来が不安
  • 人生の目標がなくて悩んでいる
  • 悩みが多くてどうしたら良いのか悩んでいる

パッとみるだけだと「あるある、そういうこと」って思いますよね。

僕も当たり前ですが、同じようなことで悩みます。

でも、ここでお伝えしたいのは「自分自身で余計な悩みをプラスしなくて良い」ってことです。

例えば、就職試験に落ちてしまった。という事実があるとしましょう。

就職したかった企業に採用されなかったのは悲しいかもしれません。

しかし、だからといって将来不幸になるってわけではないんですよ。

つまり、「就職試験に落た」は事実、「将来が不安」は自分の想像や妄想ってことです。

悩みや不安にエサを与えない

悩みを抱えて不安になると、その不安はさらなる悩みを引き寄せる。

ネガティブな気持ちになると、悪いことを想像してしまうことってありませんか?

ネガティブな感情になるとネガティブな思考になるように、ネガティブな思考になると感情がネガティブになる。

だから、一旦ネガティブことを考えるループにハマってしまうと、頭のなかがネガティブなことでいっぱいになってしまう。

これをイメージで例えるなら、ネガティブにエサ(栄養)を与えてしまい、ネガティブが暴走している感じです。

ネガティブ思考になっているとネガティブの回路が発達することも科学的にわかっているようです。(※)

もちろんネガティブが完全悪といわけではないですが、その状態が苦しいならちょっと整理してみましょう。

(※)参考:脳は良くも悪くも開発される(科学的に解明)

事実と想像を分ける練習

最初に紹介したとおり、僕ももともとネガティブな人間です。(というかほとんどの人間はネガティブとさえ思ってます)

一番苦しかったのは、26歳で半うつになって会社を辞めて東京で一人暮らしをしてたとき。

将来に何をしたいのかもわからず、頼れる人もいないし、そんな勇気もない。

会社員時代の貯金が底を付きそうで、来月の家賃も払えるかどうかわからなかったとき。

本当に下の絵みたいな感じになってました。笑

このとき、アドラー心理学というものに出会うんですが、本の中に書かれていた「過去も未来も存在しない。今ここを生きろ。」みたいな言葉が刺さったんですよね。

つまり、僕を縛っていたもののほとんどは僕自身が作った想像だったってことです。

具体的に書いてみると下記のような感じ。

悩み・不安 事実 or 想像
将来何をしたいのかわからない 事実
貯金がなくなりそうで家賃の支払いがやばい 事実
26歳でフリーターはみっともない 想像
新しい仕事を探してもうまくいかなそう 想像
世界から拒絶されている気がする 想像
こんなダメ人間を雇ってくれるところはない 想像
家賃滞納して追い出されたらホームレスだ 想像
無職期間が長かったからどこも雇ってくれない 想像
このままだと人生終わる 想像
10代のころにもっと勉強しておけばよかった 想像

たぶん当時はもっとネガティブでしたが、今思い出せるのだけピックアップしてみました。

要するに、死にそうなほど悩み、不安になっていた当時の僕が抱えていた「事実」はたった2つだけ。

「将来何をしたいのかわからない」と「貯金がなくなりそうで家賃の支払いがやばい」。

この2つの悩み・不安がその他のネガティブな思考の原因になっていたってことですね。

こうやって事実と想像をわけてみると、どれだけ自分の想像によって苦しめられているかわかるはずです。

緊急性の高い問題だけにフォーカスする練習

事実がピックアップできたら、次は緊急性の高い問題を洗い出します。

事実の問題 緊急性
将来何をしたいのかわからない 低い
貯金がなくなりそうで家賃の支払いがやばい 高い

一目瞭然。

「将来何をしたいのかわからない」なんて後から暇なときに考えればOK。

つまり、今やるべきことは「貯金がなくなりそうで家賃の支払いがやばい」を解決すること。

ってことで、僕はアルバイトを探して働きはじめたんですよね。

(ちなみに新宿駅のルミネにあるカフェで働いていました。笑)

これで僕の悩みは一旦すべて解決したことになります。

気持ちを”今ここ”に戻す練習

今回は僕の例を紹介しましたが、これを読んでいるあたなも同じです。

問題には「事実」と「想像」があって、それを分けてみると自分がどれだけ自分自身の想像・妄想に苦しめられているかわかるはず。

もちろん僕もいまだに漠然とした不安を感じることがあります。

そのときにやるのは、事実と想像の整理、そして気持ちを”今ここ”に戻すこと。

僕ら人間っていうのは脳みそが高度に発達しているので悩んだり不安になったりするんですよね。

気持ちが今ここになっていうのは、イメージで例えると下記のような感じです。

一回その想像している過去や未来をハンマーでぶっ壊してください。

その過去や未来は“今目の前で起こっている出来事”ではなくあなたの”頭のなかにしか存在しないもの”です。

過去や未来に奪われていた自分のエネルギーみたいなものが、”今ここ”に集まってきた感じがしませんか?

悩みや不安の8〜9割は自分の想像で、その想像にエネルギーを取られて疲れていたってことです。

未来を選び直す練習

最後に、自己効力感を取り戻す練習を紹介します。

自己効力感といのは、簡単にいうと「自分の人生に、自分で影響を与えられる」という感覚を持つことですね。

紹介したように、僕らは過去や未来に縛られて身動きが取れなくなってしまうことがあります。

気持ちを”今ここ”に戻したら、次は自分で未来を選び直す練習をしてみましょう。

極端な話をすると、1秒先の未来さえまだ決まっていないんですよ。

未来を選び直す練習も、めちゃくちゃスゴイことをするわけではありません。

例えば「1時間後に好きなお菓子をコンビニに買いに行く」とかでもOKです。

バカバカしいかもしれませんが、たったそれだけでも自分が選んだ未来を自分で実現するということになります。

大切なのは「いつでも自分が選んだ方向に未来を選び直せる」という感覚を持つこと。

なぜなら、僕らが生きているのは”今ここ”で、未来のことはまだ何も決まってないからです。

言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、いつの間にか忘れてしまうんですよね。

まとめ

悩みや不安を減らす方法をまとめると下記のとおりです。

  1. 事実と想像を分ける
  2. 緊急性の高い事実の問題だけにフォーカスする
  3. 今ここに集中して未来を選び直

とくに事実と想像を分けることを意識的にやっていると、悩みや不安を客観視できるようになり、囚われづらくなります。

紙とペンを用意して悩みや不安を書き出し、事実と想像を仕分けすることからやってみてください。

別の記事でも悩みや不安を減らす方法を紹介しています。

もっと知りたい方は下記の記事「【マインドフルネス】不安・恐怖・焦りの正体とは?感情とうまく付き合うコツ」を参考にすると良いかもしれません。

では今日はこれで。

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