コミュニケーションが下手な理由とは?会話が続かないなら知っておくべき人間心理の落とし穴

「友達がたくさん欲しい」
「異性にモテたい」
「部下が自分に懐かない」
「ビジネスでたくさんのお客さん(ファン)を集めたい」

こういうことは多くの人が考えていると思います。

でも、なかなか上手くいかないのがコミュニケーションの難しいところですよね。

僕はライターという職業柄「伝える」という能力を高めることに日々時間とお金を使っています。

その中で、多くの人が陥りがちなコミュニケーションの落とし穴と、コミュニケーションを円滑に進めるためのコツをシェアします。

人生長期的に見たときに絶対に役に立つノウハウなので是非読んでください。

コミュニケーションの『凹凸』バランス

『会話』とか『コミュニケーション』というと、多くの人が「話すこと」と考えると思います。

実は、コミュニケーションが上手くいかない理由がここにあるんですね。

お互いが「理解してもらおう」とするコミュニケーションはほぼ失敗します。

例えばイヤホンの差し込みをイメージしてみるとわかりやすいと思います。

プラグの刺す側があって、プラグを受ける側があって初めて音が聞こえるようになります。

コミュニケーションも同じで、お互いが刺す側でもダメだし、お互いが受ける側でも上手くいきません。

コミュニケーションをするときにはこの見極めがめちゃくちゃ大切なんですね。

ほぼ100%の人は伝えたい側の人間

では世の中にはどちらのタイプが多いと思いますか?

「会話は受け身な人が多いから、受け側かな〜」
「自分は積極的に話さないから受け側だろうな」
「私は話すけど会話の中身は受け側かな」

そう思うかもしれません。

確かに『喋る・会話する』という面で言えば受けの方が多いですよね。

でも実は逆で、心の奥底の部分ではほぼ100%の人は「自分のことを理解して欲しい」という欲求を持っています。

最初にお伝えした

「友達がたくさん欲しい」
「異性にモテたい」
「ビジネスでたくさんのお客さんを集めたい」

も伝えたい側であり、受け止めてくれる人を探してる感じですよね。

イメージで例えると、大げさですが世の中の人は受け止めてくれる人を探してるんです。

まずは徹底的に理解してあげる

コミュニケーションには段階があります。

最初から「自分を理解してもらおう」とか「コミュニケーションを上手く取ろう」なんて思わなくてOKです。

まず最初にやるべきことは

“徹底的に理解してあげること”です。

相手の意見がどんなにおかしいと思っても、相手の中では相手の世界が全てです。

特に初対面でなんの信頼関係もない状態では、自分の意見はほぼ確実に相手には通じません。

例えば初対面の人が「私、昔テニスやってたんですよ」という話題を振ってきたとします。

と言ってきたとします。そこですかさず自分が「いや、今はサッカーの時代ですよ!〇〇の試合みてくださいよ!絶対面白いから!!」と切り返したとしますよね。

もしかしたら社交辞令で「そうなんですね!今度見てみますね。」と言ってくれるかもしれませんが、高い確率で心の中でスルーされてしまいます。

逆に相手の話を徹底的に聞いてあげて、自分の意見は二の次。

「へえ〜!どのくらいの期間やってたんですか?」などと、相手の話にノリましょう。

相手が話やすいのは”自分自身の話”です。

もし会話が途切れてしまうなら、相手の話を奪ってしまい、自分が話しやすい話題に変えてしまっている可能性があります。

とにかく最初は相手を理解してあげることを徹底することが大切です。

徹底的に傾聴(けいちょう)する。

つまり、相手の話に熱心に耳を傾ける。

自分が言いたいことは信頼関係が出来てから

「相手の話を聴くだけじゃなくて、自分のこともわかって欲しい!」と思うかもしれません。

もちろんその気持ちはあってOK。

自分の話を聴いて欲しいから、だから傾聴が大切なんですね。

人は自分のことをわかってくれる人に心を開きます。

心理学ではラ・ポールと呼ばれ、信頼関係が築けた状態のことを指します。

ラポール(rapport)はフランス語が語源の言葉で、「調和した関係」「心が通い合う関係」という意味を持っています。

心理学の世界で使われている言葉で、カウンセリングで対話を重ねる中でクライエントとカウンセラーの間に生まれる、リラックスした関係や信頼関係を指しています。

引用:ラポールとは?【意味をわかりやすく解説】信頼関係 – カオナビ人事用語集

相手との信頼関係のために話に耳を傾けるって、なんかちょっとテクニック的に聞こえるかもしれませんが、最初は意識的でもOKです。

一般的なコミュニケーションにおいて「何を言うか」よりも「誰が言うか」の方が大切です。

相手との信頼関係が築けていなければ何をいってもダメ。

逆に相手と信頼関係が築けていれば大抵の話は聴いてくれます。

これは

  • 仕事
  • 恋愛
  • 友達
  • ビジネス

全てに共通して言えることです。

まとめ

僕も昔は「相手のことを考えるなんてめんどくさい!正しいのは俺だ!」という感じでコミュニケーションをしていた人間なので、ライターになってからはすごく苦労しました…。笑

もっと早く知りたかったですが、これはマジで一生モノの価値がある能力だと思っています。

是非自分の人生に役立ててください。

別の記事では、ほとんどの人が知らない人間関係の基本について紹介しているので、興味ある方はこちらも読んでください。

では今日はこれで。

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