どうも、しんのすけです。
今回は、やりがいのある仕事の見つけ方について解説します。
現代は資本主義が飽和していて、仕事自体にやりがいを見つけ出すのが難しい時代といわれています。
資本主義は、モノを作ることで世の中の人の生活を便利にすること、豊かにすることがそもそもの目的でした。
しかし、必要十分なモノが溢れている現在では、ほとんどの会社の目的は「会社を維持すること、存続させること」が目的になっています。
そんな中で仕事自体にやりがいを見つけるのは難しいこともあると思います。
今回は、どんな状況からでも仕事含め、人生全体を充実させる脳の使い方について解説します。
人生を充実させるコツは『目的』
結論からいうと、仕事含め、人生を充実させるコツは『目的』を持つことです。
もしかしたら『目的』と聞くと、ちょっと堅苦しく感じる人もいるでしょう。
それは、『目的』をなにかスゴいものにしないといけないと感じているからです。
- オリンピック選手になって金メダルを取る
- 億万長者になって恵まれない子供たちを救う
- 世の中を変えるサービスを生み出す
もちろん、そういった目的に対して心の底からエネルギーとパッションが出るならOKです。
しかし、注意が必要なのは、これは教育課程で「あなたもこのような立派な人間になりなさい」と刷り込みの可能性があるということです。
心の無意識の領域で「立派なことをしなければいけない…」と思い込んでしまい、自分の本心に蓋をしてしまっているということですね。
あなたが本当に心踊るものに囲まれてる?
『目的』は、自分が想像しただけで心踊ることでOKです。
大切なのは”自分が”という点です。周りがどう思うかではありません。
大人になればなるほど、人は自分の心を隠して周りに合わせようとします。
たとえば、自分の本心ではシンプルな使いやすいバッグが好きなのに、周りにバカにされないようにと、無理矢理ブランド品を購入してしまったりします。
本当はガンダムのプラモデルが好きなのに、「知り合いが家に来て、バレると恥ずかしい…」という理由でやめてしまったり。
そういう風に、大人になって行くにつれて、周りの目を気にして行動するようになると、自分の持っているもの、趣味までが”ワクワクしないもの”にすり替わってしまっていることがあります。
買う前はワクワクしてたんだけど、買ったあとはほったらかして触っていないというものはありませんか?
つまり、いつの間にか買うモノや行動が「周りの目を気にしたモノ」になっている可能性がある。
使ってないけど、捨てられないものに囲まれていると、それだけで脳のエネルギーは吸い取られてしまいます。

『目的』が行動に意味を与える
やりがいの話に戻すと、『目的』が人生に意味を与えてくれます。
たとえば、コンビニで働いている外国人の方を見たことありますか?
僕の家の近くのコンビニには、2人の外国人の方が働いています。
めちゃくちゃ愛想が良くて、日本語も日に日に上達しているので勉強していることがわかります。
なぜそんなに楽しそうに働くのか?というと、『目的=夢』があるからでしょう。
それは、母国の家族に仕送りをして美味しいモノを食べさせてあげることかもしれない。
憧れだった日本製のかっこいいバイクを買うためかもしれない。
「コンビニで働いて何が楽しいの?」と周りの人は皮肉的にいうかもしれませんが、本人のワクワクは他人には伝わらない。
自分の中にワクワクする『目的』を持っているから、日々が充実しているんですね。
『目的』は『手段』を充実させる
僕らはついつい『目的』が叶うかどうかを考えてしまいます。
しかし、ぶっちゃけ『目的』なんてなんでもいいんですよ。
『目的』はワクワク行動したり、行動を充実させるための『手段』です。
もしあなたが好きな人とデートをする予定が来週の日曜日に入っていたとしたら、1週間がワクワクすると思います。
服を選ぶのも、プチダイエットをするのも、どこに行こうか悩むのさえも楽しくなるだろうし、そのことを考えると仕事中もウキウキするでしょう。
大切なのは『目的』自体ではありません。ワクワクするなら『目的』はなんでもOKなんです。
親孝行するでも、アイドルを応援するでも、自分がワクワクするものならなんでもOK。
子供が産まれたら、「よし、家族を守るために仕事がんばらなきゃな!!」と気合いが入るお父さんのように、『目的』は行動に意味を持たせてくれます。

小さなことから始めよう
「仕事にやりがいがない」というのは、ある意味日常に満足しているシグナルとも言えます。
もちろん満足しているのであれば、それはそれで問題ありません。
しかし、同じ毎日に耐えるというのもなかなかの苦行です。
心理学の世界では「宝くじが当たった人は不幸になる」といわれています。
いきなり欲しいモノが全部買えてしまって、欲が消えて人生に絶望し、爆上がりした生活水準を落とすことができずに最終的には借金まみれになるそうです。
つまり、『目的』を失うことは想像以上にツラいことです。
- 仕事にやりがいを見つけたい
- 副業をやってるけどモチベーションを保ちたい
- もっと人生を充実させたい
そういう方は、なんでもいいのでワクワクする目的を持ちましょう。
仕事に関係していなくても全然OKです。
「富士山に登ってみたい」とか、「屋久島の杉の木を見に行きたい」とか、「マウンテンバイクを買ってプチ旅をしたい」とか。
周りからどんなことを言われようが、自分がワクワクするならそれが正解。
あなたにとって価値が高いものが、あなたの人生を充実させるカギです。
では今日はこれで。
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